第二十三話

第二十三話


ちょっと書けましたので放流w


 

 最近不義理な特地組をつれてメガフローと施設を案内することにした。
 参加者は、レレイ、テュカ、ロゥリィ、ヤオという四人に加えて・・・

「すっごいねぇ、これが人が作った台地なのかい」
「あー、俺もびっくりだ」

 と、特地引きこもり状態だった一夏君と嫁であるデリラも登場。
 海ということもあり、海水浴ごっこの出来るスペースも在るので、観光がてらに引っ張ってきた。
 先日接続したロシアエリアクルーも大喜びで。
 ファンタズムジャパンと叫んだほど。

 特地民歓迎会と称した宴会では、物凄くエルフ人気が盛り上がって。
 ぜひとも一緒に写真に写ってくれというセルフィー系や、ぜひとも毛穴まで撮影したいという近接系、さらには結婚してくださいと雪崩れ込み系まで幅広い。
 当然のようにデリラも結婚を申し込まれていたが、一夏君と深い関係だと断られて落ち込む男性多数。
 うん、みんなバニー好きなんだね。
 とりあえず、ケモナーな方々に向いているニッチなアルヌス系女子の写真集を見せると大いに盛り上がってしまった。

「是非とも特地に行かせてくれ!」
「特地ギャルとアバンチュールしたい!!」

 大騒ぎだが、問題はある。
 所謂人権問題。
 肌が白いの黒いの黄色いので人間じゃないとか言い合っている方々の国元に行って、特地の方々は平和に暮らせるのでしょうか、と。
 すると、しんと静まる歓迎会場。

「世界中のどの国でもある問題だけど、日本の一部では存在しないしなぁ」
「りかいできるわ、俺も日本人になりたい・・・」
「「「「「それだ!!!」」」」」

 亡命申請とか移民申請とか大騒ぎだが、今日本は某国と準戦争状態なので、海外の方の移民には敷居が高いのですが。

「研究者として、学者として、国家に貢献できると確信している!!」

 という熱烈な意志が高いのだが、それって技術流出とか言う問題になりうるので、さすがに受け入れがたいのですよ。
 というか政治亡命より遙かに敷居が高いでしょ?

「「「「「なんてこった!!」」」」」

 名台詞+それっぽいポーズ。
 何とも感染率が高い話だな。

 それはそれとして、やっぱり特地から人を連れ出すのって問題が多いのです。
 で、実際に人を連れだしても技術流出にはならないから・・・いや、魔法技術流出があるか。
 これは日本で独占するようなものではないけど、それを使ったパラダイムシフトが怖いかな。
 少なくとも宗教的に認められない国はあるはずだ。
 主に十字教、基督教系は元々嫉妬神であるところの「ヤハウ○」を信奉したであろう宗教が元になっているわけで。
 他の宗教を元にした魔法なんて存在を認めるはずもない。
 萌えが宗教概念を越えられるか?
 これは新たなる宗教問題として爆発するネタでもある。
 つうか地球側対特地側の宗教闘争となれば、間違いなく価値の面で地球側が負ける。
 何しろ特地では、神の実在を証明できるのだから。
 神学や概念に頼ることなく。
 同じく金や権力がすべてという国にも向かない。
 積み上げるモノがなければ下民扱いになるのが目に見えているから。
 そういう意味では「よそからきた」人がすべて「外人」扱いである日本はそれなりだろう。
 そして過去を振り返れば神道成立からこっち、何でもかんでも取り込んで魔改造するお国柄。

「そいえば、フーさん」
「なんだい、一夏君」
「ピニャ殿下から抗議が」
「えー、またぁー?」

 細かい話を聞いてみると、実は今回の抗議は正当なモノでした。

 あのフワユル系に超絶進化した帝国貴族が、アルヌス経由で同人誌を輸入して、続々と同志を増やしているのだが。
 現在、女性系貴腐人、男性系紳士(へんたい)、一般人という三勢力が混在しているのが帝都だそうだが、珍しいものや特異なモノがはやる貴族社会に浸透した「同人」旋風はファッションまで沸騰させており、ほぼ8割の夜会が「コスプレ」会場になってしまっているという。
 もともと新しいファッションなんてモノを切り開けば、間違いなく奇異に見えるもの名のだが、それを堂々と着ていると逆に存在感を増す。
 で、そのへんの勘所を理解している貴族は、それこそ堂々としているため、貴腐人や紳士(へんたい)でなくても引っ張られてゆき、さらなる浸透が深まってゆく。
 というわけで、表の趣味となって堂々としていられることに感謝してほしいものだと当初は思っていたのだが、どうもそればかりではなかった。
 所謂「食事」の面での浸透も激しく行われており。
 短期間に高カロリー食が蔓延したため、男女ともに「小デブ」が拡大しているそうだ。
 とりあえず、ピニャ殿下関係の騎士は訓練と称して運動量を増やす方向で対応し、何とか体型維持をしているのだが逆説的に筋肉が増大。
 ドレスよりも軍服が似合う方向性だそうだ。

「訓練でカロリー消費するのが原因だな」
「しかしフー殿。動かなければ、あの丸き令嬢群の仲間入りだぞ!!」

 こう、なんというか、ぽっちゃりさん集団になった令嬢達を「丸き令嬢群」と称したセンスが最高で。
 思わず爆笑してしまった。
 とまぁ、それはさておき。
 その会話の際におすすめしたのが「インナーマッスルの強化」であった。
 内側の筋肉を鍛えることで、姿勢も良くなるし筋肉量が増加することでカロリー消費も多くなるし。
 加えて表面の筋肉の増加よりも女性っぽい丸みに走ることができる、と。

「ぜひご教授いただきたい!!」
「よろこんでぇ〜」

 というわけで、ピニャ殿下発信の小デブ改造計画が進められたのだが、ここで派閥ができてしまった。
 そこまでの努力をしてまで見た目を帰る必要を感じない、というかピニャ殿下にいろいろ握られるのが悔しい派と、もう何でもかんでも遣りますからいろいろ教えてください派。
 この派閥の弊害は、まぁ、速攻ででる。
 少しも運動をしたことが無いという令嬢や貴婦人が、汗をかくような運動を毎日するのだ。
 そりゃ、ちょっとの努力で即結果。
 急激に体型が戻ってゆく貴婦人と小デブから「中型」に進化する貴婦人と。
 こうなると夜会への出席率が偏ってゆく。
 体型回復派夜会と中型「丸き令嬢群」夜会。
 もちろん貴族としての体面があるので、縁がある夜会には出席する。
 が、双方の夜会がブツカると、やはり「体型回復派」に流れてしまう。
 だって目麗しいし。
 そんなわけで、大派閥抗争状態になっているのはピニャ殿下の所為だ、と「その他」派閥が騒いでいると言う話であった。
 派閥抗争は帝国内の問題です、と切り返したのだが、本題はそこではない。

「ピニャ殿下は、こっそりデブ専同人誌を送ってよこすのはやめてくれ、と切々と・・・」
「ごめん、一夏君。心底反省するって伝えます」
「よろしくお願いします」

 やべぇ、ばれてた。
 伊丹さんの入れ知恵で差し込んだのだが、向こうで「そのままでいいジャないか!」という妙な運動につながったとか。
 オタク系のダメ判断だな、うん。
 基本的に、人が好む対象というのは、うつくしいもの、であるわけで。
 そこに至る努力をするのは基本中の基本。
 身だしなみやエチケット、これの最低限のレベルが高いのが貴族だと思っている。
 そんなわけで、平均の価値が乱高下しているという事での抗議だろう。

「まぁ、その辺はメガフロート海水浴が終わってからと言うことで」
「・・・ええ、今はこの目に天国を焼き付けます」

 浮気、と言うわけではなく。
 女体への興味を身につけた一夏君は、わりとふつうの男子高校生レベルでスケベになった。
 酒場で同じ傭兵仲間とエロ話をしたり、大きいのとか小さいのとかの話を盛り上がったり。
 げひゃひゃひゃとか笑っているのを聞いて、成長したものだ、と千冬さんも嬉しそうに泣いていた。
 ふつうは下品な成長をしたと泣く所なんだけど。

「ふわぁ、むちゃくちゃ澄んでますね、海水」
「マジで海流のど真ん中だからなぁ。良い塩出きるんだぜ」
「え、ちょっと興味あるんですけど!」
「近日中に「SD学園の海女塩」とかいって生徒が実習で作りましたとか言う生産者写真付きのを売り出すぞ」
「うわ、まじでそういう商売するんですか」
「そりゃ、運営費の足しになるしなぁ」

 攻め手は緩めない、これが現在のSD学園準備会の姿勢である。

「フー、イチカー、いっしょにおよごー!」
「「おお!」」

 美女、美少女が手を振る人工浜があるSD学園。
 この光景を広報写真に使いたいという問い合わせが殺到したが、いつでも特地ギャルが居るわけではないので禁止。
 とはいえ個人的に楽しむのはいいので、その辺は最良次第契約内でということで。

「ふおぉぉぉぉ!」「いけるいけるいけるぅ!」「お任せください、最高の人材を集めますから!」

 ・・・ん? よくわからんがまぁいいか。


 特地の某特区。
 とうとう妊娠確定組が出始めた。
 高適正カップルはもちろんの事、低確率カップルまで妊娠確定が出たので、間違いなく実験のデータに良い影響がでているといえる。
 で、実はハイオークでも確定が出て、そのデータがハイークの「界」を湧かせているそうだ。
 詳しくは聞かない。
 ただ、束さんの女神像が建立されることが決定したため、オリハルコンの発注が○ーソンに続々と着ているという。
 確かあそこには、俺の勇者像が建っていると聞いたが・・・。
 なんだろう、いろいろと寒気を覚える話だな。

 データに関しては表で俺がまとめ、裏では束さんが暗躍してと言う形になっており、およそ太郎閣下の元に最初に集まる流れだ。
 少なくとも、ここ十年ぐらいは同性婚による人口増加が出始めるだろうが、技術の汎用化による「なれ」で希望者は減るだろうと言う報告書でまとめておいた。
 で、次なる新技術はというと・・・

「やっぱフーちゃんのスライムTSしか」
「男性の美少女化技術って、どう考えてもネタ技術ですから」

 どこかの魔法使い学校ではないが、デブでも油ぎっしゅでもすべて美少女化するという突然変異ズーレースライムがなぜ生まれたかはしらんが。

「えー、束さんとしては、強姦犯罪者とか女性への暴行犯とかを見た目美少女にした『楼閣』建設なんて物凄くお勧めなんだけど」

 思わず背中に大量の冷たい汗が流れました。
 どこのエロマンガかよ、と。
 しかし、実現可能技術なんだよなぁ。
 で、女性同士の妊娠出産技術もある。

「それって強制人口上昇策ですか?」
「国策子宝事業です」

 束さんって斜め上の発想をつっこんでくるから恐ろしい。

「いやいや、炎龍と子供を作ってしまう人に比べられても、ねぇ?」

 そういいながら、俺の足にすがりついて甘える人化幼児龍を撫でる束さん。

「ととー」「ちちー」

 幼児龍、碧と翆は生まれてさほど経っていないにも関わらず○ーソン空間の影響か、結構猛烈に成長している。
 龍に戻ってもかなりの大きさで、既に俺を乗せて飛べるぐらいになってしまった。
 炎龍の話では、絶えず流れ込む魔力と高品質の餌の影響でがんがん成長しているそうだ。
 なるほど、納得。

「まぁ、後十年ぐらいはブームは続くと思うし、ゆっくり世界をかき混ぜればいいと思うよ」
「いやー、経験者はかたるですねぇ」
「はっはっは、伊達に天災とは言われていないのだよ」
「つうか、十年毎に新技術で世界転覆とか、まじで災害扱いなんですけど」
「うはははははは、ほめてほめて」

 とはいえ、今回の発明にはいろいろと噛んでるので人事のようには言えないけど。


 特地での国境線は一応安定した。
 所謂小国家連合地域の多くを帝国が併呑しつつ、実行支配を行って人身掌握を開始している。
 定番の減税とか年貢無償期間とかを設定しているのはふつうなのだが、都市部の再開発や橋などの改修などで必要な人員を「希望者」召集、金銭による日当の支払い、食事付きというまれにみる事をしていた。
 これはゾルザル殿下に俺から進言したものである。
 もともともっと長期に時間と糧食を浪費するはずだったんだから、余った糧食を使って民意をつかむべきである、と。
 最初は理解していなかったゾルザル殿下も、いろいろと考えが追いついたらしく了承。
 即時司令書を発行したのだが、それにかみつく貴族が出た。
 今回予算で決められた使い道からはずれるのはよくないとか、むりやり帝都で集めた資材があるので戻すべきだとか。
 いやいやいや、これは帝国で集めたモノばかりで、適正価格で・・・。

「ああ、そういうことですか」

 いろいろと納得がいった俺を見て、かみついてきた貴族が青くなったが、殿下は理解していない模様。

「ん、フーどういう事だ?」
「糧食を集めるのに金を出さず、商人の倉庫から持ってくるだけ持ってきて資材に潜り込ませ、使った分だけ金を払う、と言う契約をしていますと、戻すだけで差額をせしめることができますな」
「まて、戻したのならば差額は返納すべきであろう」
「既に使い道が決められた予算です。帝国からは出た金なので、あとは担当の考え方次第だ、なんて事を考えている可能性がありますねぇ」
「・・・引っ立てろ!!!」
「ひぃっ!」

 いろいろと言い訳したが、おおよそその流れ。
 本当に屑っていなくならない。
 加えて言えば、今回の戦線の前線に出ることで恩赦を得ようとしていた貴族も同じ事を遣っていた。
 これにはゾルザル殿下も怒り心頭。
 一族郎党の処刑を指示したのだが、それに待ったをかけたのも俺。
 何しろ彼らは帝国から戦費を一切受け取らず自分の金だけで戦争に加わって活躍して初めて恩赦を受けられるのだ。
 ほぼ、戦闘行為自体が無い状態で来ているということは、もう糧食を差し出して頭を下げるほか無い。
 そういう意味では彼らが返却差額まで見据えているのは領地経営上仕方ないと言える。
 まさに地獄で仏、と言う顔で某貴族はこちらを見ていたが、とりあえず一筆書かせておいた。

 自分たちの報償は「恩赦」のみ、と。

 糧食どころか地域工事の為の工員まで出させられた某貴族の身代は猛烈な勢いで傾いてゆくのでありましたとさ。
 この話を聞いたピニャ殿下は、がっくり肩を落とした。

「もう帝国はフー殿に征服されて居るではないか」
「まさかまさか。征服とかそんな面倒なことするはずもないですよ」
「・・・面倒呼ばわりとか、本気で気絶寸前なのだが」
「私が支配しなくても進んで支配したがる方々が居ますので。職業選択の自由を行使させていただきます」
「私も、芸術の庇護のみに専従したいものだ」

 当然、彼女の言う芸術とは「腐」臭漂うもの。
 まぁ、昔から地球でも自称芸術のエロ彫刻とかエロ「怪」画が席巻していたわけで。
 人間の本質と言ってもいいだろうと思う。
 この辺を規制して抑圧なんかするから出産率が低下するのである。
 クリーンでクールな路線をとると、必ず自己愛が肥大化して愛が内側に籠もってしまう。
 ゆえに、恋愛も結婚も自分のエネルギーを向ける対象としてみられず「もったいない」と感じてしまう。
 時間を使うのがもったいない、お金を使うのがもったいない、自分のリソースをとられるのがもったいない、と。
 先進国での出産率低下の主原因はここにあると俺は考えているが、的外れではないだろう。
 何しろ、USAなどでは「シングルウエディング」、自分との結婚なんて言う理解不能な事まで行われ初めて居るぐらいだから。
 そんなに自分が好きなら、自分と結婚したら、なんていう捨て台詞をあえて拾っていく姿勢を勇気と言っていいのかどうか迷うところだけど。

 で、そのへん、エロの多角化というのは実際の所、基礎となる「子孫繁栄」という行為を根本においているという面で見れば問題としてのレベルは低い。
 では何が問題かと言えば、嫁さん子供に時間をとられず趣味に邁進したいという価値観の定着の方が問題なのだ。
 これは非制限の消費文化が生んだ弊害だろう。
 個人消費としては、独り者の方が消費として高いポテンシャルを持っているのだ。
 しかし、しかし。
 消費の多角化という面で見ると逆。
 先のない、先細りの運命をはらんでいる。
 これは大量消費社会を越えてしまった先進国社会に見られる共通の宿痾だろう。
 が、帝国は現在その手の趣味が貴族に収まっており、さらに言えば貴族としての体面が婚礼を否定しない。
 まぁ、政略結婚ではあるが、それはそれとして。
 問題ない範囲で出産が奨励されているし、跡継ぎが生まれなければ離縁すらされるのだから当然女性もがんばる。
 実はするっと妊娠に関する治療の方向性がアルヌスにあるという噂を流してもらって、その辺の根治治療も行っているのだが、それはおいておこう。

 支配階級は義務的に結婚するので人数が安定するし、被支配階級には面倒な干渉はしていない。
 アルヌスに来ている衆がどうなるかは考えないが。
 それでも、人種的な差別が撤廃されれば、今まで無視されていた亜人枠の人々からも税収が上がるようになり、国庫への歳入も増える。
 そう、奴隷という労働力を解放したことによって、名声と税収を得た「ハム」な大統領を見習うがいいわけだ。

「フー殿。それを兄上の代で施行させようと言うのか?」
「これによって、ゾルザル殿下の御名は帝国の歴史に打ち込まれ、世の歴史家は賞賛を捧げることでしょう」

 歌い上げるかのように語ったのに、ピニャ殿下は半眼で俺をにらむ。

「・・・そういってだまくらかしたのだな?」
「政策選定の一部に協力しただけですよ?」

 お、なんか詐欺師を見るような目でみられていますけど、バレない夢は無限の天国ですよ?

「バレないとか言ってる時点で、どれだけの穴があるかを予想されるな」
「すばらしいですね、ピニャ殿下。そういう聡明な方が次期皇帝を監査するのがよろしいでしょう」
「で、フー殿が帝国を良いように操る土壌を作ると言うことだな」
「根回ししやすいのは否定しませんよ?」

 月夜のテーブルで、色気も何もない語らいであったが、とりあえずリサ印の腐急便箱をお渡しして今回の会見は終了。
 ついでに今度参加するというSD学園海岸での海水浴を楽しめるように、ピニャ殿下の騎士団用水着も別箱で渡しておいた。
 いろいろと言いたいことはあるようだが、とりあえず、ビキニタイプを着ようかワンピースタイプを着ようか、かなり女性騎士は迷っているようだったので、その辺は試着してみてくれ、と言っておいた。

 うん、いろいろと筋肉質に偏り気味だろうが、絢爛たる美女系貴族令嬢の水着タイムが楽しめるぞ、と楽しみにしている俺であった。

 男性騎士たちは、一律でブーメランでした。
 なんつうか、あれだ。
 薄い本が厚くなる展開のおっさんたちである。

 おっさん×おっさんという分野に進んでいる女性騎士達にとってはおいしすぎる光景だろうなぁ。